その中身は大丈夫?機械式時計のオーバーホール

機械時計にはオーバーホールが必要です

電子機器を使わず、精密に作られた部品の緻密な組み合わせで時間を刻む機械式時計は、定期的にオーバーホールの必要があります。普段から大切に扱っており手入れも自分でしているから必要ないと考えられる人もいますが、機械式時計は少しの不調和でその機能を失ってしまいます。本来ならば長きにわたって使える時計が、ほんの少しの手間を惜しんだだけで使えなくなってしまうのはとても残念なことです。特に高級ブランドの時計になると、オーバーホールを行うことで100年経っても使えるようにデザインされているほど長寿命なんですよ。

オーバーホールで行うこととは

オーバーホールを何年ごとに行うかは人によって様々です。中には調子が悪くなってからという人もいますが、機械油の変質が3年ほどから起こると言われていますので、それに合わせて3年ごとにオーパーホールするとよいでしょう。時計は分解され、内部の掃除をするとともに、摩耗した歯車の状態を調べ、ゼンマイが切れる徴候がないかをチェックされます。特にゼンマイは寿命がある消耗品であると考えた方がいいでしょう。正しく部品を組みなおした後、油を差し直し、パッキンなどを交換して終了です。時計のパッキンは内部を保護するのに重要なパーツなのですが、ゴムや樹脂製なので痛みも早いです。

時計のオーバーホールの依頼先の選び方。

時計の修理は時計修理技能士という技術者試験があるほどに、高い技量が求められます。時計修理技能士は3級から1級まであり、それぞれ学科試験と技術試験があるとても難しい試験です。この資格はオーバーホールに出す際には、その技術の目安になります。オーバーホールの値段は時計の値段やムーブメントによって概ね決まります。そのため、あまり安い店では未熟な技術者が行っている場合があるので注意が必要です。まずは見積もりを出してもらい、時計についての相談が十分に行える店かを判断してから大切な時計を預けるようにしましょう。

ウブロは1979年に生まれた高級腕時計メーカーです。当初はあまりに斬新なデザインのおかげで異端扱いされていましたが、多くの時計ファンに支持されるブランドへと成長を遂げました。